新千歳空港、国内線旅客取扱施設利用料を改定 10月30日発券分から

北海道エアポート

国土交通省は、北海道エアポートによる、新千歳空港の旅客取扱施設利用料の上限認可申請を、空港法第16条に基づき、8月16日付けで認可した。

北海道エアポートは同日、10月30日以降の発券分の新千歳空港の国内線出発・到着利用者を対象に、旅客取扱施設利用料を改定すると発表した。大人が270円から370円、小人が140円から180円にそれぞれ値上げとなる。航空券発券時に運賃とともに徴収する。

新千歳空港では、施設の壁・天井等構造部の耐震強化や防災対策の強化を図るとともに、ビル内の運航情報提供設備の増設、利用者の待機スペースの環境整備、トイレのリニューアル、災害発生時に利用者が滞在できる環境を整えるなど、施設の機能向上に努めており、こうした整備や対応費用に充当するとしている。