アムステルダムで手荷物処理システムに不具合 KLMは数千個のスーツケース積み残し

KLMオランダ航空(ボーイング787-9型機)

アムステルダム・スキポール空港で、手荷物処理システムに不具合が生じ、7月20日のほとんどの時間、処理を停止した。KLMオランダ航空は、数千個の預け入れ手荷物の搭載ができなかったとしている。

7月21日にアムステルダムで欧州域内間を乗り継ぐ人に対しては、機内持ち込み手荷物のみで旅行する、もしくはフライトの再予約を求める。アムステルダムを出発する人、大陸間を移動する人は対象外となる。

旅客への影響を最小限に抑えることを目的としており、これにより処理が必要となる手荷物の管理が容易となり、同日に出発するフライトが通常通り運航できるようになるほか、積み残された荷物の搭載スペースを確保できるようになるとしている。

KLMオランダ航空では、「この問題により、お客様が手荷物をお待ちいただく時間が長くなり、一部のお客様にご迷惑をおかけしたことを深く反省しています」とのコメントを発表した。

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