横濱本店運営の聘珍樓、破産開始決定 本店以外は通常営業

聘珍樓

東京商工リサーチによると、横浜中華街の老舗中華料理店「聘珍樓横濱本店」などを経営していた聘珍樓が、横浜地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は3億円超。

1884年に創業。1967年7月に設立された聘珍樓が、2016年に商号を変更した後、2017年3月に東京地裁から特別清算開始決定を受けていた。その後、2018年に聘珍樓が本店の経営を継承していた。本店は3月、5月15日をもって一旦クローズし、移転すると発表していた。閉店後、債権者から破産を申し立てられていた。

本店以外は別法人が経営しており、、日比谷、吉祥寺、大阪、小倉の聘珍樓4店舗とSARIO2店舗、百貨店内の売店15店舗、香港聘珍樓4店舗は営業を継続している。

破産開始決定を受けた聘珍樓と別法人の聘珍樓は、「当社としましては、別会社とは事業を別にしておりましたので、影響を受けることは全くございませんので、ご安心ください」としている。