空港での海外在留邦人向けワクチン接種、ノババックス製ワクチンに切り替えへ

厚生労働省

厚生労働省は、海外在留邦人など向けの空港でのワクチン接種事業で接種するワクチンを、ノババックス製ワクチンに変更する。

現在初回のみ接種しているアストラゼネカ製ワクチンの接種は、7月中旬で終了する。ノババックス製ワクチンは、技術供与を受けて武田薬品工業が国内で生産、流通を行っており、国内では5月25日から接種を開始している。

空港での海外在留邦人など向けのワクチン接種では、1〜3回目の接種としてファイザー製ワクチン接種している。初回接種に加えて追加接種にも使用することができ、mRNAワクチンを接種できない人に対して、追加接種の機会を提供できるようにすることが適切と判断し、切り替えることにしたという。