エア・ドゥ、26年度まで現有機材で生産体制強化 急速な需要回復時には737-800導入、27年度以降は新型機に

エア・ドゥ

AIRDO(エア・ドゥ)は、2022年度から26年度までの中期経営計画期間中、現有機材を維持して運航する見通しを示した。

現在、ボーイング767-300型機4機とボーイング737-700型機8機の計12機を保有し、北海道と本州を結ぶ10路線を運航している。7月1日から10月2日にかけて、札幌/千歳〜福岡線を1日1便で開設して九州に初めて乗り入れるなど、需要に応じた路線展開を進める。

現有機材でも生産能力に余剰はあるものの、急速な需要の拡大が見込まれる場合には、保有するボーイング737-700型機が国内での調達が困難であることから、共通点が多いボーイング737-800型機の導入を検討する。

2027年度以降をめどに、新型機材への全面的な機材更新を行う方針で、機材構成の検討や導入準備を進める。中型機と小型機の2機種構成を堅持する方針で、アフターコロナの需給環境を見極め、収益性や快適性、環境性能を踏まえて総合的に検討し、中期経営計画期間の前半にも決定する。ソラシドエアとの共同調達は行わず、独自に機材を選定する見通しだ。

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