赤坂トラストタワー、2024年8月開業へ 街区名を「東京ワールドゲート赤坂」に

赤坂トラストタワー

NTT都市開発と森トラストは、2024年8月に第1期竣工・開業を予定している「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の街区の正式名称を「東京ワールドゲート赤坂」、建物名称を「赤坂トラストタワー」に決定した。

敷地面積は約15,750平方メートル、延床面積は約22万平方メートル。街区コンセプトは「Next Destination ~もう一度、街で会おう~」で、赤坂・虎ノ門緑道から連続する大規模緑地を整備する。

赤坂トラストタワーは、地上43階・地下3階建て。1階〜3階に店舗とクリニック、歴史文化発信施設、3階と5階〜36階にオフィス、38階〜43階に国際基準のホテルとサービスアパートメントが入居する。地下1階にリムジンバスのりば、地下2階・3階に駐車場を擁する。東京メトロ溜池山王駅と国会議事堂前駅に地下道で直結する。

中間層免震構造を採用し、地震の揺れを低減させるほか、停電時にコージェネレーションシステムと非常用発電の連動により、専有部の平常時の80%の電力を1週間継続的に供給できる、災害対策を施す。省エネルギーや環境負荷低減対策のほか、建物の環境性能を総合的に評価する「CASBEE(建築環境総合性能評価)」で最高ランクの獲得を目指す。