カンタス、豪オンライン旅行会社TripADealを子会社化

TripADeal

カンタスグループは、TripADealの株式の51%を取得し、オンラインレジャー旅行市場に参入すると発表した。

子会社のカンタスロイヤリティと連携し、収益の拡大を目指す。カンタス・フリークエントフライヤーと連携し、カンタスポイントを利用して、TripADealの旅行商品に交換できるようにする。

カンタスグループは、2020年にTripADealの株式を取得していた。条件は非公開であるものの、全額現金で取得した。4年後に残りの49%の株式を合意した金額で取得できる契約になっているとしている。

TripADealは、2011年に設立されたオーストラリアのオンライン旅行会社。レジャー需要の高まりと、インターネットでの予約比率の高まりにより、大きく成長している。過去10年にわたり、ホテルやツアーオペレーターと数千の直接取引を行い、30か国以上にツアーガイドを擁している。新型コロナウイルスの感染拡大以前には、年間40%以上の成長率を記録し、1年間で100万件以上、2億オーストラリアドルの予約を受け付けていた。

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