セブパシフィック航空、SAF使ったフライト実施 アジアのLCC初

セブパシフィック航空(エアバスA330-900型機)

セブパシフィック航空は、格安航空会社(LCC)としてアジアで初めて、持続可能な航空燃料(SAF)を使用したフライトを5月20日に実施した。

3機目のエアバスA330neoの受領にあたり、フランスのトゥールーズからマニラへのデリバリーフライトでSAFが使用された。エアバスA330neoには、エコノミークラス459席を備えている。

アレックス・レイエス最高戦略責任者は、「SAF使用の動きは、セブパシフィック航空の持続可能性のための活動の柱のひとつです。当社の機材近代化における重要な構成要素として、SAFを航空輸送に使用していきます。そして、2050年までにカーボンニュートラルを実現するというグリーン目標の達成に向けて、さらに取り組みを強化していきます」と述べた。

セブパシフィック航空では、2027年までに全保有機を新型のneoに更新するほか、2030年までに全路線でSAFを使用することを目標としている。

セブパシフィック航空(エアバスA330-900型機)

セブパシフィック航空(エアバスA330-900型機)

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