関西国際空港、国際線保安検査場でⅩ線検査画像集中検査の実証実験 日本初

関西エアポートは、関西国際空港第1ターミナルの国際線保安検査場で、日本初のⅩ線検査画像の集中検査実証実験を行う。

実証実験では、各Ⅹ線検査装置の側で検査画像の確認を行っている従来の保安検査に代わり、専用の検査室を別に設けることで、各検査装置の画像を検査室内の1か所で集中検査する。これにより検査員は、周囲の騒音や人の動きを気にすることなく、より集中できる環境での検査が可能になるという。4階の国際線出発口のうち、出発口1で5月17日から実施する。

実証実験期間中は、従来同様に検査員を配置するため、保安検査実施体制に影響はないとしている。