JALグループ、2025年度には229機体制 777は8機、A350への更新進める

JAL JA15XJ A350

日本航空(JAL)は、2025年度にグループで229機体制に拡大する。

フルサービスキャリアでは2025年度に、大型機が34機、中型機が72機、小型機が54機、リージョナル機が32機、プロペラ機が19機の計211機体制とする。2020年度の退役を考慮した機材数は、大型機が27機、中型機が78機、小型機が61機、リージョナル機が32機、プロペラ機が18機の計216機で、大型機とプロペラ機が増加する一方、中型機と小型機は減少する。

大型機の更新を着実に進め、ボーイング777型機は2019年度の38機、2020年度の19機から、2023年度には13機、2025年度には8機にまで、段階的に退役させる。エアバスA350型機は現在の16機から、2023年度には18機、2025年度には26機体制に拡大する。2023年度には、国際線向けのエアバスA350-1000型機を2機導入する。

格安航空会社(LCC)は2025年度に、ZIPAIR Tokyoが10機、スプリング・ジャパンが8機の計18機体制とし、事業規模を積極的に拡大する。