MRO Japan、エアバス機の貨物機改修作業を提供 エルベ社と合意

JA81YA ヤマト A321-200P2F

MRO Japanとエルベ・フルクツォイヴェルケは、エアバス機の旅客機から貨物機への改修作業(P2F)を提供することに合意した。

MRO Japanは、エルベ・フルクツォイヴェルケからエアバスA320型機とエアバスA321型機の旅客機から貨物機への改修作業を受託する。MRO Japanは、日本で初めてエアバス機の貨物機への改修作業を実施することになる。

エルベ・フルクツォイヴェルケのJordi Boto最高経営責任者(CEO)は、「MRO JapanをP2Fのグローバルファミリーに迎え入れることを切望しており、顧客である芙蓉と最終顧客であるヤマトホールディングス向けのA321P2F改造機の成功は、日本と周辺地域の貨物輸送ニーズに完璧にマッチしていると考えています。 経験豊富で、且つ、優良なステークホルダーを備えたMRO Japanのような事業者とのパートナーシップを締結することは、成長する日本の航空貨物市場の機会を捉えることにつながるため、MRO Japanへ必要な戦略的サポートを提供します」とコメントした。

エアバスとSTエンジニアリング共同出資するエルベ・フルクツォイヴェルケは、エアバス機の整備や貨物機改造のエンジニアリングサービスなどのアフターマーケットサービスを展開している。