JAL、「規格外チューリップ」を羽田空港で配布 富山から収穫日に空輸、フラワーロス削減

日本航空(JAL)は、日本空港ビルデング、ジャパン・フラワー・コーポレーションと、「規格外チューリップ」を空輸し、羽田空港で配布する。

日本一のチューリップ球根生産地である富山県で当日の朝に摘み取られ、長さや葉の枚数が足りないなどの理由で規格外となった「規格外チューリップ」を、JAL便で空輸する。

規格に満たないことから廃棄される「フラワーロス」は年間12億本を超えており、中でも見た目が市場の規格に満たないという理由で規格外となる花は生産本数の約15〜20%に及ぶという。「フラワーロス」の削減に取り組んでいる、ジャパン・フラワー・コーポレーションの「2020 スマイルフラワープロジェクト」と連携して配布する。

配布日は3月24日と27日で、いずれも午後4時30分頃から、第1ターミナル1階「トラベルアイル」の店頭で、JALふるさと応援隊の客室乗務員と富山県の花農家が、2本入りを各日500セット配布する。配布次第終了する。