在ロシア日本国大使館、航空便運航停止の動きを注視するよう呼びかけ

在ロシア日本国大使館は、ロシアとヨーロッパ諸国との間の航空便が運航停止となる動きが広がっているとして、状況を注視するよう呼びかけている。

ロシア連邦航空局はすでに、イギリス、エストニア、スロベニア、ブルガリア、ポーランド、チェコ、ラトビア、リトアニア、ルーマニアがロシアの航空会社による自国上空の飛行を禁止した措置に対抗し、これらの国の航空会社によるロシア上空の飛行を禁止する措置を発表している。

きょう2月27日には、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ベルギーも同様の措置を発表している。このため、ヨーロッパとアジアを結ぶフライトにも影響が出ていることから、今後の運航状況に注意を求めている。

日本とヨーロッパを結ぶフライトでは、現地時間2月26日に出発したフランクフルト発東京/羽田行きのルフトハンザ機が、ロシア上空にさしかかる前に引き返した。