北海道新幹線、青函共用走行区間の保守工事で一部列車運休 5月15日〜7月24日までの日曜

JR北海道とJR東日本は、青函トンネルを含む青函共用走行区間の保守工事に伴い、5月15日から7月24日までの毎週日曜に北海道新幹線の一部列車を運休する。

東京を午後7時20分に出発する「はやぶさ43号」は、新青森〜新函館北斗駅間を運休し、新青森駅止まりとなる。新函館北斗駅を午後9時57分に出発する「はやて100号」は運休する。

1本約1,500メートルの長さのトロリ線などの架線は、一晩の間に取り替える必要があり、保守基地から作業地点までの往復時間を含めると、連続した6時間程度を要する。保守作業にかかる時間を拡大することにより、計画的に取替工事を進める。

青函トンネルには、海峡線の開業以降、30年以上使用してきたたトロリ線、補助吊架線、吊架線が合計約250本あり、総延長約380キロに及ぶという。