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JR九州高速船は、2020年から日韓航路に就航予定だった新型高速船「QUEEN BEETLE」について、船籍をパナマから日本に変更すると発表した。
「QUEEN BEETLE」は福岡〜釜山航路に導入する新型高速船として、2020年9月にオーストラリアの造船会社AUSTALから引き渡されたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で国際航路就航のめどが立たっていない。
船舶法の規定により、外国船籍のままでは国内クルーズを実施できないことから、今後の事業可能性拡大のため、2022年3月をめどに船籍港を福岡市として日本船籍に変更する。転籍後は国内での臨時運航などを想定しているという。