オールニッポンヘリコプター、中型双発ヘリH160の初号機を受領

エアバスは、オールニッポンヘリコプターに中型双発ヘリコプター、H160の初号機を納入した。

エアバス・ヘリコプターズの神戸事業所で納入され、飛行訓練と報道取材用機器の装備が完了した後に就航する。

H160は、2020年7月に欧州航空安全庁(EASA)から型式証明を取得。今年5月に国土交通省航空局(JCAB)、同9月にブラジル民間航空局の認証を取得している。特殊な形状で低騒音を実現する「Blue Edge」ブレードのほか、低燃費や整備の最適化を図る68件の特許技術を採用している。報道や公共サービス、社用、VIP輸送での活用を想定している。

オールニッポンヘリコプターの柳川淳代表取締役社長は、「最新鋭のヘリコプターであるH160初号機を受領し、報道取材ミッションを行うことを喜ばしく思います。常に進歩する報道取材の業界において、我々の任務に最適なヘリコプターが導入され、当社の主力機として活躍することを大変嬉しく思います」と述べた。

オールニッポンヘリコプターは、報道取材用にH135を5機、ASA265を5機運航している。H160はAS365の後継機となる。