エア・コルシカ、ATR72-600型機を5機確定発注 PW新エンジン搭載

エア・コルシカは、ATR72-600型機5機を確定発注した。

プラット&ホイットニー・カナダ製の新型エンジンPW127XTを搭載した機体で、2022年11月までに納入を開始する。新エンジンはによって、整備を減らすことにより運航時間を40%延長でき、メンテナンスコストもエンジンの定期点検を10年間で2回のみとすること20%削減、燃費効率も3%向上する。

エア・コルシカのリュック・ベレニ取締役会長は、「1990年春の初飛行以来、当社の歴史はATRと密接に結びついており、今回のPW127XTエンジンを搭載したATR72-600型機を5機発注することで、ATRと共に未来への推進力となっていきます。より効率的なこれらの新型機により、お客様にいくつかの革新的な体験を提供することができます。また、当社の成功を導いたコルシカ島での航空旅行のモデル(頻度、定期性、信頼性)を満たすことができます」と述べた。

エア・コルシカは、フランス・コルシカ島の4つの空港を発着する路線を展開する航空会社。フランスやイギリス、ベルギー、スウェーデンなどに乗り入れている。ATR72-500型機5機、ATR42-600型機1機、エアバスA321neo2機、エアバスA321ceo4機の計12機を保有している。