デルタ航空とJTB-CWT、持続可能な航空燃料に関する協定を締結

デルタ成田

デルタ航空とJTBビジネストラベルソリューションズは、持続可能な航空燃料(SAF)に関する協定を締結した。

デルタ航空では、SAFの導入に向けて法人顧客との連携を進めており、日本の旅行会社とは初めての連携となる。JTB-CWTの契約企業の社員の出張に伴う二酸化炭素排出量の削減に貢献するとともに、旅行業界全体の持続可能な発展を目指すものとしている。

SAFは、石油ベースのジェット燃料と比較して、航空燃料の生産から利用までのライフサイクルでの二酸化炭素排出量を最大80%削減することができる。

デルタ航空の大隅ヴィクター日本地区社長は、「持続可能性における強力なパートナーシップは、より環境に優しい未来へと業界全体を推進することにつながります。JTBビジネストラベルソリューションズ様が、日本のTMCとして初めて、当社のSAF契約に参加してくださったことに感謝しています。このパートナーシップにより、より多くの日本企業が、持続可能な未来を築くためのコラボレーションに参画してくれることを期待しています。」とコメントした。

JTB-CWTの渋谷正光代表取締役兼社長執行役員は「持続可能性に対する取り組みは旅行業界においても喫緊の課題であり、その中でも多くのお客様企業の業務渡航をお任せいただいている当社は、このような意義ある活動に率先して取り組む責任があります。デルタ航空様の今回の趣旨に賛同し、未来に繋がる重要な取り組みを支援すると共に、これからも強固なパートナーシップを通じ持続可能な社会の発展に貢献していきます。」とコメントした。