JR西日本、北陸新幹線W7系を13編成新製投入 車いすスペースや荷物置場増設

北陸新幹線

JR西日本は、2021年度から2023年度にかけて、北陸新幹線にW7系13編成を新製投入する。

2019年10月の台風19号により被災した車両の代替として、2021年度に2編成投入する。また、敦賀延伸に向けて、2021年度に1編成、2022年度に7編成、2023年度に3編成を投入する。

今回投入する編成は、基本的な仕様は既存のW7系と同一であるものの、台車モニタリング装置や着雪防止機能を追加で搭載する。車いす用フリースペースとして、車いすに乗ったまま車窓を楽しめるスペースを2席設置し、7号車の車いすスペースを4席に増やすほか、荷物置場も増設する。一部号車には、車内が停電した際にも水洗使用可能なトイレを設置する。