「北海道スペースポート」整備資金、2.5億円超集める 本誌運営会社など12社から2か月で5,580万円

北海道スペースポート(HOSPO)

北海道大樹町とSPACE COTANは、宇宙港として整備を進める「北海道スペースポート(HOSPO)」の整備資金として、北海道内外12社から企業版ふるさと納税で、7月から8月にかけて5,580万円を集めたと発表した。

寄付を行ったのは、大昭電気工業、タチノ、ズコーシャ、INCLUSIVE、カナモト、セコム、IHIエアロスペース、カタギリ・コーポレーション、マウントポジションとほか2社のほか、本誌運営会社のトライシージャパンを合わせた12社。これにより累計で25社から2億5,330万円を集めたことになる。

「HOSPO」は、アジア初となる民間に開かれたロケットや宇宙旅行などを目的とした射場・実験場を整備し、打ち上げ支援業務を担う。滑走路延伸などの建設費のうち25億円を寄付金で賄う計画で、個人や法人、団体を対象とした寄付を受け付けている。ふるさと納税、企業版ふるさと納税を活用することで、税務上の優遇措置も受けることができる。