JAL、奄美・沖縄の世界遺産登録祝う特別塗装機就航 希少動物のキャラクター描く

JA337J

日本航空(JAL)は9月7日、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録を記念して、ボーイング737-800型機の特別塗装機(機体記号:JA337J)の運航を開始した。

機体両側の後方に、登録地域の動物をモチーフにした環境省のキャラクター3体と「守ろう!世界の宝」の文言、前方には「おめでとう!世界自然遺産登録」のメッセージを描いた。キャラクターは左から、ヤンバルクイナの「クイちゃん」、アマミノクロウサギの「あまくろ」、イリオモテヤマネコの「まーや」。

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初便は東京/羽田を正午に出発する奄美大島行きのJAL659便で、59名(うち幼児1名)が利用。午前11時54分に8番スポットを出発し、午後0時8分に離陸した。

JALグループはこのほか、ジェイエアのエンブラエル170型機(JA228J)や日本エアコミューター(JAC)のATR42-600型機(JA10JC)も同様の意匠の特別塗装機として順次運航を開始している。また、世界自然遺産登録決定前の3月から運航している日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)の特別塗装機については、機体の「目指せ!世界自然遺産登録」の文言を「祝!世界自然遺産登録」に変更する。

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は、国内24件目の世界遺産として7月26日に登録が決定した。自然遺産としては2011年登録の小笠原諸島以来、10年ぶり5件目となっている。

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