ユナイテッド航空、電動旅客機を100機導入へ スウェーデンのベンチャーが開発

ユナイテッド・エアラインズ・ベンチャーズは、ブレイクスルーエネルギーベンチャーズ、メサ航空とともに、電動旅客機を開発するスウェーデンのハートエアロスペースに出資すると発表した。

ハートエアロスペースは、最大250マイルの飛行が可能な19名乗り電動旅客機「ES-19」を開発しており、早ければ2026年にも市場への投入が可能となる見通し。電気モーターを使用し、ジェット燃料の代わりとなるバッテリーによって飛行する。

ユナイテッド航空は要件を満たすことを条件に、100機を購入する。ユナイテッド航空のリージョナル路線の運航を担うメサ航空も、同様の要件のもので運航することに合意した。ユナイテッド航空のハブ空港を発着する100路線以上で運航が可能となる見通し。

ユナイテッド航空では、2050年までに温室効果ガス排出量を100%削減する取り組みを進めている。ユナイテッド・エアラインズ・ベンチャーズでは、これらの取り組みを後押しする技術に対して投資するとしていた。

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