モデルナ製ワクチン、JALや近鉄エクスプレスなどが輸送担う

モデルナ

武田薬品工業が製造・販売の承認を取得した、モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの流通を、日本航空(JAL)や近鉄エクスプレス、関西エアポートなどが本格的に開始する。

近鉄エクスプレスは、フォワーダーとして欧州から日本までの国際輸送業務を請け負い、JALがブリュッセルから関西国際空港へ運ぶ。関西エアポートは、リードタイムを極力短くするようにサポートし、三菱倉庫やメディパルホールディングスの事業会社、協力会社が、全国16か所の配送センターを中心に流通体制を構築し、全国の大規模接種会場や地域担当卸の配送センターへの保管・配送を担う。今後、一般社団法人日本医薬品卸売業連合会に所属する会員構成員企業40社が、ワクチンの地域担当卸として国内の医療機関などの接種会場までの保管・配送を行う。ワクチンの保管温度はマイナス20度±5度と、厳格な温度管理が求められている。

武田薬品工業は、日本で承認されたモデルナ製ワクチンのほか、ノヴァヴァックス製ワクチンを日本で供給する見通し。厚生労働省と日本医療研究開発機構から、両ワクチンの国内での開発、供給するための助成を受けている。