マレーシア航空、エアバスA380型機を退役させる意向

マレーシア航空が、エアバスA380型機全機を退役させる意向であることがわかった。ブルームバーグなどが伝えた

マレーシア航空は、2012年から13年にかけてエアバスA380型機を受領し、現在は6機を保有している。1階前方に旧ファーストクラスの「ビジネス・スイート」を8席、2階前方と中央にビジネスクラス66席、1階後方と2階後方にエコノミークラス412席の計486席を配置している。当初はクアラルンプール〜ロンドン/ヒースロー線に投入していたものの、その後は日本路線にも投入しており、イスラム教の巡礼者向けの運航も計画していた。

イズハム・イスマイル最高経営責任者(CEO)が、オンライン記者会見で明らかにしたもので、2024年以降を計画していたボーイング737 MAXの早期受領も検討しているほか、2023年の黒字化を見込んでいるという。