JAL、通期損失130億円減 国内旅客需要、想定上回る

JAL(ボーイング777-200型機、JA8979)

日本航空(JAL)は4月26日、2021年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。決算発表は5月7日を予定している。

売上収益は4,810億円(前回発表比210億円増)、財務・法人所得税前損失(EBIT)は3,980億円(同220億円減)、純損失は2,870億円(同130億円減)となる見通し。2月1日公表の予想から上方修正している。

第4四半期に再度緊急事態宣言が発出されたものの、国内線の旅客需要は想定を上回って推移したほか、旺盛な貨物需要の取り込み、当初予想より増収となったほか、機動的な供給調整による運航費用の抑制や、固定費の削減によって、損失が減少した。

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