新幹線乗り放題の「大人の休日倶楽部パス」、2021年度も3回設定 22年3月には特別設定も

JR東日本とJR北海道は、大人の休日倶楽部会員限定の「大人の休日倶楽部パス」を2021年度も設定する。

2021年度の大人の休日倶楽部パスは、例年と同様に大人の休日倶楽部パス(東日本)、大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)、大人の休日倶楽部パス(北海道)の3種を設定する。大人の休日倶楽部パス(東日本)は連続する4日間有効で、他の2種は連続する5日間有効。

大人の休日倶楽部パス(東日本)は、JR東日本全線(新幹線を含む)、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線、富士急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の特急・急行・快速・普通列車の普通車自由席およびJR東日本のBRT(バス高速輸送システム)に乗り放題。大人の休日倶楽部パス(北海道)はJR北海道在来線全線の特急・急行・快速・普通列車の普通車自由席に乗り放題。大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)は、上記のエリアすべてに加え、北海道新幹線(新青森〜新函館北斗間)に乗り放題。予め座席の指定をうければ、6回まで普通車指定席を利用できる。座席未指定券が適用となる列車の普通車では、座席の指定を受けない場合または指定席の交付回数(6回)を超えている場合は、運賃のみ有効となり、別に無割引の料金が必要。

発売金額は、大人の休日倶楽部パス(東日本)が15,270円、大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)が26,620円、大人の休日倶楽部パス(北海道)が17,400円。

利用期間は3種とも共通で、第1回が6月24日から7月6日まで、第2回が11月25日から12月7日まで、第3回が2022年1月13日から25日まで。発売期間は、利用開始日の1か月前から前日まで。発売枚数は、3種類の「大人の休日倶楽部パス」の合計で利用開始日ごとに30,000枚を上限とする。

また、2022年3月1日から3月10日までの利用期間として、「特別設定 大人の休日パス 東日本・北海道スペシャル」を発売する。価格や諸条件は大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)と同様。

JR東日本エリアでは、指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、駅たびコンシェルジュにて、JR北海道エリアではみどりの窓口にて発売する。JR東日本エリアでは大人の休日倶楽部パス(北海道)を、JR北海道エリアでは大人の休日倶楽部パス(東日本)を発売しない。「大人の休日倶楽部カード」(クレジットカード)で決済する場合に限り発売する。