エミレーツ航空、ワクチン接種済み乗務員と乗客で遊覧フライト

エミレーツ航空は、新型コロナウイルスワクチンを接種済みの乗務員と乗客のみの遊覧フライトを、4月10日に運航する。

EK2021便として、ドバイ国際空港を正午に出発。アラブ首長国連邦(UAE)各地を遊覧し、午後2時30分頃に戻る予定。機材はプレミアムエコノミーを搭載したエアバスA380型機を使用する。乗客は、ドバイ国際空港の非接触技術のほか、ラウンジや機内食も体験できる。乗客は2回目のワクチン接種完了後、2週間が経過している必要がある。

UAEの新型コロナワウチン接種プログラムの成功を祝うほか、エミレーツ航空のスタッフ、特にパイロットと客室乗務員へのワクチン接種の進捗状況を紹介するユニークなイベントで、今回限り実施する。

料金は、エコノミークラスが1,000UAEディルハム、ビジネスクラスが2,000UAEディルハム。売上はエミレーツ航空財団に寄付する。

UAEでは、ファイザー、シノファーム、スプートニク、アストラゼネカの4種類のワクチンを承認しており、すでに800万回の接種が行われている。エミレーツ航空の社員は35,000人以上がすでにワクチンの接種を受けており、パイロットと客室乗務員の85%以上が2回目の接種を完了している。

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