伊豆諸島開発、「ゆり丸」の後継貨客船を新造 青ヶ島・母島航路の予備船

伊豆諸島開発は、予備船「ゆり丸」に代わる貨客船を建造を3月12日に開始した。

新造する貨客船は、両航路の予備船「ゆり丸」に代わるもの。新船は青ヶ島航路を3時間(「ゆり丸」は3.5時間)、母島航路を2時間(同2.3時間)で結び、定員も青ヶ島航路が84名(同40名)、母島航路が200名(同90名)となるなど、高速化・大型化を実現する。船内には、ハンディキャップルーム、多目的室、授乳席、客席モバイル電源、乗船客が自由に使える冷蔵庫、荷物置きスペース等を新たに設置する。造船は長崎市の渡辺造船所。3月12日には起工式が執り行われた。新船の就航時期は11月下旬を予定している。

伊豆諸島開発は、伊豆諸島の八丈島~青ヶ島航路と小笠原諸島の父島~母島航路で貨客船を運航する海運会社。

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