サンカントリー航空、株式上場で最大2.4億米ドル調達へ

サンカントリー航空

サンカントリー・エアラインズ・ホールディングスは、ナスダック市場に上場する。新規株式公開の開始を発表した。

公募価格は21〜23米ドルを予定しており、最大1,363,636株の普通株式を売り出すことなどによって、最大2億4,040万米ドルを調達する。ティッカーシンボルは「SNCY」。ドイツ銀行、バークレイズ、モルガン・スタンレーが共同主幹事を務める。

サンカントリー航空は、1983年に運航を開始した、アメリカ・ミネアポリスに拠点を置く格安航空会社。全米のほか、メキシコ、中米、カリブ海地域の50都市に約80路線を展開している。2001年には、同時多発テロの影響で運航を停止、2008年には連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請していた。アマゾンも出資しており、貨物便を運航している。