ANA、エアバスA380型機の初号機が厦門へ 初のC整備

全日本空輸(ANA)のエアバスA380型機「FLYING HONU」初号機(機体記号:JA381A)が、重整備のため、3月4日夜、成田空港から厦門へ向かった。

「ANAブルー」塗装の初号機は、2019年3月20日にフランス・トゥールーズで引き渡され、翌21日に成田空港に到着した。同年5月24日から、東京/成田〜ホノルル線で運航を開始している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年3月25日をもって運航を停止しており、その後は遊覧飛行などを行っていた。

Flightrader24によると、厦門に向けて、3月4日の午後10時38分に成田空港を出発。厦門には翌5日午前1時40分に着陸した。

厦門ではC整備と呼ばれる、配線やエンジンなどを細かく検査する重整備を行う計画で、2号機は3月下旬にも日本を離れるという。