JR3社、IC定期券サービス拡大 各社エリアまたがる定期券販売

東海道新幹線

JR東日本とJR東海、JR西日本は、在来線と新幹線のIC定期券のサービスを拡大する。

新たに、各社のICサービスエリアをまたがる在来線定期券の販売を開始する。「SuicaエリアとTOICAエリア」「TOICAエリアとICOCAエリア」をまたがる区間が対象で、TOICAのサービスエリアを熱海、国府津、米原の各駅、ICOCAのサービスエリアを亀山駅まで拡大する。定期券区間の運賃計算キロが300キロ以内に限り販売する。払い戻しや再発行登録、再発行は購入会社で取り扱う。SuicaエリアとTOICAエリアをまたがる定期券は、小田急電鉄、伊豆急行との連絡定期券も販売する。

また、新幹線定期券「FREX」「FREXパル」の交通系ICカードでの販売を開始する。東海道・山陽新幹線の東京〜新岩国駅間で、運賃計算キロが300キロ以内の範囲内で取り扱う。在来線と新幹線と通じた定期券、両新幹線をまたがる定期券も発売する。

在来線IC定期券の「新幹線乗車サービス」の利用可能区間を、現在のTOICAエリアから、東京〜新岩国駅間に拡大する。新幹線停車駅を2駅以上含む在来線IC定期券が対象で、特急料金はIC定期券の残額で支払う。

いずれも3月13日よりサービスを開始し、定期券の販売を開始する。