中国政府、日本からの渡航でダブル陰性証明による健康コード申請を必須に 12月から

駐日中国大使館

中国政府は、12月1日以降、日本から中国に渡航する際に、搭乗2日前以内に検体を採取した新型コロナウィルスPCR検査陰性証明と血清特異性IgM抗体検査を実施し、発行されたダブル陰性証明をもとに駐日中国大使館・総領事館に健康コードを申請し、コードの有効期間内に飛行機に搭乗する必要がある旨を発表した。

検査は指定検査機関で行う必要があり、12月3日に搭乗する場合には12月1日以降に検査を受ける必要がある。

中国籍の場合にはWeChatミニプログラムの「防疫健康コード国際版」、外国籍の場合には政府のウェブサイト(https://hrhk.cs.mfa.gov.cn/H5/)でアカウント登録の上でダブル陰性証明書をアップロードし、HDCマークのグリーン健康コードを取得する必要がある。これまでの紙の陰性証明書のみによる搭乗は、12月1日以降できなくなる。

外務省は現在、中国全土に感染症危険情報「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」を発出している。中国から日本に入国する際の新型コロナウイルスの検査は、国籍に関わらず原則的に不要となる。