エア・ドゥ中間決算、純損失67億円 2機退役で固定費削減

エア・ドゥ

AIRDO(エア・ドゥ)は11月26日、2021年3月期の中間決算を発表した。

営業収入は78億1,300万円(前年同期比69.2%減)、営業費用は148億8,500万円(同31.3%減)、営業損失は70億7,200万円、経常損失は71億6,400万円で、67億6,500万円の純損失を計上した。

運航便数は6,852便(前年同期比4,031便減)、提供座席数は76,600席(同48.8%減)、旅客数は222,009名(同80.9%)、座席利用率は28.8%(同48.7%減、全日本空輸(ANA)販売分含まず)だった。

運航開始当初から使用している、ボーイング767-300ER型機2機を今期中に退役させることで、固定費を削減する。

前期末と比較すると、純資産は66億7,600万円と半減し、自己資本比率は15.1%と13.1ポイント減少した。運転資金として100億円以上を調達しているものの、今後も事業継続に必要な資金の調達に取り組むとしている。