スターフライヤー、64億1,100万円の純損失 2020年4〜9月期

スターフライヤー(エアバスA320型機)

スターフライヤーは10月30日、2021年3月期第2四半期業績を発表した。

4月から9月までの上半期の業績は、売上高が78億5,100万円(前年同期比61.2%減)、営業損失が63億4,100万円(前年同期、営業利益7億7,500万円)となり、64億1,100万円の純損失(同、6億8,700万円の純利益)を計上した。

期末時点で、純資産は7億7,700万円、自己資本比率は2.8%にまで低下している。一部の借入契約に付されている財務制限条項に抵触する恐れがあり、「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在している」としている。一方で、財務制限条項に抵触による義務違反に基づく利益喪失の請求をただちに行わないよう要請しており、金融機関との連携強化により、今後1年間の資金繰りには問題ないとしている。

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