JR東日本、小海線に無線式列車制御システムを導入 10月12日から

JR東日本は、小海線に新しい閉塞方式と列車制御方式を採用した無線式列車制御システムを、10月12日より導入する。当初は4月20日から導入を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で延期していた。

現行のシステムは、運転手が列車内に設備されているスイッチを扱うことで信号機を制御し、信号機などで区切られた「閉塞区間」を1列車に占有させる「閉塞方式」を使用している。さらに、多くの地上設備を設ける必要がある。

一方で、新たに導入する無線式列車制御システムは、列車と地上設備が相互に無線通信を行うことで、従来より地上設備を簡素化できる。各駅に分散している連動装置を中央装置に集約できるほか、無線を用いて信号機の制御を列車のダイヤに基づいて自動で行うことや、列車の速度制御を行うことができる。まず導入するのは、小淵沢〜小諸駅間の約79キロとなる。