コックス・アンド・キングス・ジャパン、業務停止 東京商工リサーチ調査

東京商工リサーチ

東京商工リサーチによると、旅行サービス手配業を営むコックス・アンド・キングス・ジャパンが債務整理を弁護士に一任したことがわかった。負債総額は調査中。

インドのCox&Kings Limitedの日本法人として、旅行代理店や個人を対象に、主に南太平洋・インド洋リゾート地域のツアーを取り扱っていたほか、イギリスやインドなどから来日した観光客を対象にインバウンド事業も手掛けていた。

2004年12月期の売上高は36億1,286万円だったものの、2010年12月期には約27億3,000万円にまで減少していた。2019年4月には第一種旅行業登録を取り消し、旅行サービス手配業に業容を変更。ランドオペレーターとして現地での予約・手配業務に注力することで業績改善を目指していたものの、資金繰りが逼迫していた。