JR九州、熊本駅で家庭の廃油を回収 精製して列車の燃料に

JR九州熊本支社では、8月8日に熊本地震の影響で不通となっていた豊肥本線が全線開通するのを記念し、家庭の廃油を回収・精製し、燃料の一部として使用する取り組みを実施する。

廃油回収は、熊本駅コンコース内に設置される「廃油ステーション」で行う。回収期間は7月1日から31日までで、ペットボトルなど蓋つきの容器に入れて持参する必要がある。

回収した燃料は、精製されバイオディーゼルとなり、熊本~別府駅間で運行される特急列車「あそぼーい!」の燃料の一部として、運行開始から1ヶ月程度使用される。自然と未来が協力する。