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HANATOUR JAPAN(ハナツアージャパン)が5月15日に発表した、2020年12月期第1四半期(2020年1月〜3月)の決算は、11億4,400万円の最終赤字だった。
売上高は5億8,900万円(前年同期比73.4%減)、営業損失は5億100万円、経常損失は9億9,800万円だった。日韓関係の悪化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大が響いた。1月にはレンタカー事業を譲渡し、3月には旅行事業と免税販売店事業での人員削減と、バス事業の休止と人員削減を行っていた。
営業外費用として韓国ウォン安による為替差損4億7,300万円や、特別損失として事業構造改革費3,800万円、旅行事業とバス事業の減損損失5,900万円を計上したことも響いた。
現預金は92億5,600万円で、当面の運転資金は確保できているとしている。業績予想の算定は困難で、配当は未定だという。
同日付で発表した月次報告の速報値によると、3月の旅行事業の取扱高は300万円だった。1月は5億200万円、2月は1億9,900万円だった。