日本ホテル協会、ブッキング・ドットコム予約者へのフィッシングメッセージに注意喚起 予約番号などの実在情報で偽サイト誘導

ブッキング・ドットコム(Booking.com)

日本ホテル協会は6月12日、ブッキング・ドットコム利用者に対し、フィッシングメッセージへの注意を呼びかけている。

ゴールデンウィークごろから、ブッキング・ドットコムでホテルを予約した人に対し、WhatsAppなどのメッセージアプリを通じてホテルを装ったフィッシングメッセージが届く事例が多発している。メッセージには実際の予約番号や宿泊日程が記載されており、「クレジットカード情報が確認できないため手続きをしなければ予約がキャンセルされる」として、リンク先のフィッシングサイトへ誘導する内容となっている。

事案が発生したホテル側では疑わしいメッセージを受信した場合にリンク先へアクセスしないよう注意喚起しており、ブッキング・ドットコム側もウェブサイト上で注意を呼びかけている。各ホテルの管理システムには異常や情報漏洩の形跡は確認されておらず、予約情報がどのように漏洩したかは現時点で明らかになっていない。

この他にも、ホテル側が利用するシステムへの不正アクセスにより、ポラリス・ホールディングスが不正送金の被害を受けたことを明らかにしている。

日本ホテル協会はブッキング・ドットコム側に対し速やかな原因調査と結果の開示・対策の実施を求めるとともに、関係機関への報告と対応の要請も行っている。