東京メトロ、日比谷線の車掌が新型コロナウイルスに感染 客との濃厚接触なし

東京地下鉄(東京メトロ)は、日比谷線の車掌として勤務する20代の男性が、新型コロナウイルスに感染していたことを明らかにした。

男性は、4月30日に喉に違和感を覚え、5月6日まで休業。翌7日に発熱、喉の痛みなどの症状が現れ、8日に医療機関でPCR検査を実施、自宅待機を指示された。9日に新型コロナウイルスに感染していることが判明し、現在自宅で療養している。同居家族も3日にPCR検査を実施し、4日に陽性反応が確認されていた。

同社によると、男性は濃厚接触となるような接客は行なっておらず、業務中はマスクを着用していたという。また、直近2週間以内の海外渡航歴はない。

東京地下鉄は、「これまで、マスクの着用や手洗い・うがい、手指のアルコール消毒等の社員の感染予防対策を実施してまいりましたが、今回の事象を受けて、引き続き徹底を図ってまいります。今後も関係行政機関と連携するとともに、保健当局の指導を踏まえながら対応を行ってまいります」としている。

詳細はこちら