JR東日本、株式分割を実施 株主優待制度も変更

JR東日本

JR東日本は、株式分割を行うとともに、株主優待制度を変更する。

3月31日を基準日として、1:3の株式分割を行う。投資単位あたりの金額を引き下げることで、投資家が投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図るとしている。

また、2025年3月31日以降、株主優待割引券の発行基準を見直す。300株〜399株は1枚、400〜599株は2枚、600株〜699株は3枚、700株〜899株は4枚、900株〜1,199株は5枚、1,200株〜1,499株は6枚、1,500株〜1,999株は7枚、2,000株〜9,999株は9枚+2,000株超過分は1,000株ごとに2枚、10,000株〜29,999株は25枚+10,000株超過分は2,500株ごとに5枚、30,000株〜59,999株は25枚+30,000株超過分は5,000株ごとに5枚、60,000株〜149,999株は100枚、150,000株〜299,999株は250枚、300,000株以上は500枚とする。3年以上の長期保有株主に対する優待も、100株以上を2年以上保有に変更する。株主優待サービス券などの発行基準も変更するものの、現行基準から実質的な変更はない。

株主優待サービス券は、6月下旬以降に配布予定のものから、一部メニューを電子化する。サブスクリプションサービス「JREパスポート」に株主優待割引価格を設定する。