ハナツアージャパン、希望退職者の募集に24人が応募

ハナツアージャパン

HANATOUR JAPAN(ハナツアージャパン)は、希望退職者の募集に24人の応募があったことを明らかにした。

3月24日から30日まで募集を受け付けていた。退職日は4月30日。2019年6月現在の社員数は174人で、約1割強にあたる。

2020年12月期決算に、特別加算金750万円は特別損失として計上する。2020年12月期連結業績予想については現在精査中で、適正かつ合理的な算出が可能になり次第、速やかに開示するという。

2019年12月期は、日韓情勢の悪化や為替差損により、売上高は65億9,300万円、営業利益は2億7,000万円で、7億6,500万円の純損失を計上した。ホテル・バス事業は増益となったものの、旅行・免税事業の減益を吸収できなかった。レンタカー事業を売却し、ハイヤー事業は停止している。

新型コロナウイルスの影響で訪日客が急減し、3月の旅行事業の取扱高は前年比98.2%減の2,300万円だった。2019年12月に札幌にオープンしたTマークシティホテル札幌も、営業を休止するほか、友愛観光バスが事業を停止するなど、事業環境は急速に悪化している。