JR東海、東海道新幹線車両の台車異常検知装置導入を完了 異常の早期発見を図る

東海道新幹線

JR東海は、東海道新幹線の車両の台車異常を検知する装置の導入を完了する。

同社では、2017年12月に発生した新幹線車両の台車枠亀裂事象を踏まえ、台車温度検知装置の増設・温度推移監視システムの導入、台車の空気ばね圧力監視機能の導入を行ってきた。

台車温度検知装置は線路上に設置するもので、従来、東京~新大阪駅間には、酒匂川橋梁と豊川橋梁の2ヶ所に設置されていたものの、瀬戸川橋梁、木曽川橋梁、神崎川橋梁にも新たに設置した。温度推移監視システムは、温度検知装置の測定データをもとに温度推移を確認するもので、台車の異常の早期発見を目的としている。3月25日にも導入を完了する。

台車の空気ばね圧力監視機能は、各車両の台車に導入されるもので、空気ばねの圧力変化を運転台のモニターで随時確認できる。4月10日にも導入を完了する。

詳細はこちら