キャセイパシフィックグループ、4月と5月の供給容量を96%削減 15空港に週3便のみ運航

キャセイパシフィック航空・キャセイドラゴン航空

キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、4月と5月の供給容量を96%削減する。

キャセイパシフィック航空は、ロンドン/ヒースロー、ロサンゼルス、バンクーバー、東京/成田、台北/桃園、ニューデリー、バンコク、ジャカルタ、マニラ、ホーチミン、シンガポール、シドニーの12空港にのみ、それぞれ週3便を運航する。キャセイドラゴン航空は、北京/首都、上海/浦東、クアラルンプールの3空港にのみ、それぞれ週3便を運航する。

キャセイパシフィック航空のロナルド・ラム最高カスタマー&コマース責任者は、「香港の国内航空会社として、香港ハブ空港への重要な旅客および貨物の輸送を継続して提供することが重要です。そのため、ネットワーク上の主要な目的地への発着便を最小限に抑え、これらの重要な動脈を確実に開通させるよう努めていきます」とコメントした。

貨物便の運航は従来通り継続するものの、高い需要に応え、貨物チャーター便の導入や、旅客便を使用した貨物専用便の運航など、輸送力を増強する。

■関連記事
日本からの渡航者や日本人に対する入国・入境制限、入国・入域後の行動を制限している国一覧(4月3日午前6時時点)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、感染症危険情報発出国・地域一覧(4月3日午後5時現在)

詳細はこちら