シンガポール航空、供給能力の半分を削減 ゴーCEO「悪化の速度は加速すると予想」

シンガポール航空(ボーイング787-10型機)

シンガポール航空は、新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減少を鑑み、当初予定していた供給能力のうち、半分を削減する。

ゴー・チュンポン最高経営責任者(CEO)は、「我々は非常に短期間に大量のトラフィックを失っており、現在のネットワークを維持することは現実的ではない。間違いなく、悪化の速度は加速すると予想される。シンガポール航空グループは、長期に渡る困難に備えなければならない。」として、流動性の確保や労働組合との協議などを行うことを明らかにした。

欠航便の詳細は、3月18日にシンガポール航空のウェブサイトで発表する。欠航となったフライトの航空券は、2021年3月31日までに旅行を完了する必要がある、オープンチケットとなる。

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