アメリカへのイラン渡航者の入国制限 韓国・イタリアには渡航中止勧告、日本含まれず

アメリカのトランプ大統領は2月29日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大している、イランからの入国を禁止する。さらに、アメリカ国務省は、韓国とイタリアの一部地域の渡航情報を最上級の「レベル4(渡航禁止)」に引き上げる。CNBCなどが伝えた

これにより、アメリカへの渡航は、中国本土とイランを過去14日以内に訪れた人の入国ができなくなる。

アメリカ国務省はすでに、中国とイランには「レベル4(旅行禁止)」、韓国とイタリア、モンゴルには「レベル3(渡航の再検討)」、日本とマカオ、香港には「レベル2(注意強化)」の渡航情報を発出している。アメリカ疾病対策センターも、渡航注意情報を国務省とは別に発表している。

CNNなどは、トランプ大統領が日本や韓国などを含む複数の国からの渡航制限を開始する見通しと伝えていた

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