トランプ大統領、渡航制限拡大か 日本や韓国など対象の可能性

CNNによると、アメリカのトランプ大統領が、日本と韓国に対して渡航制限を開始することを、話し合ったことがわかった。政府高官の話として伝えた。日本や韓国を含む、2、3の国が対象となる見通しで、NHKは「近く決定する考え」と報じている。

アメリカ政府は2月2日に、過去14日以内に中国本土を旅行した外国人の入国を拒否する、新たな入国要件を有効化した。アメリカ国籍者は、定められた11空港から入国する必要がある。

アメリカ国務省は、中国とイランには最上級の「レベル4(旅行禁止)」、韓国とイタリア、モンゴルには「レベル3(渡航の再検討)」、日本とマカオ、香港には「レベル2(注意強化)」を発出している。

アメリカの航空会社は、中国へのフライトの運航を停止しているほか、デルタ航空はソウル/仁川線、ユナイテッド航空も日本を含むアジア路線で運休や減便を決めた。

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