「THライナー」、座席指定料金580円から 東武線・日比谷線直通で6月6日運行開始

東武鉄道と東京地下鉄(東京メトロ)は、6月6日から運転を開始する東武線・日比谷線相互直通の座席指定列車「THライナー」の運転時刻と料金を発表した。

「THライナー」は、東武伊勢崎線の久喜駅と、東京メトロ日比谷線の恵比寿駅を結ぶ列車。下りは霞ケ関駅が始発となる。両社の速達性列車の相互直通運転は初めて。車両は東武鉄道の新造車両70090型を使用し、各座席にはAC電源、ドリンクホルダー、荷物フックを備え、Wi-Fiも提供する。

途中停車駅は、東武動物公園、春日部、せんげん台、新越谷、上野、秋葉原、茅場町、銀座、霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木、広尾の各駅。上りは東武スカイツリーライン内では乗車のみ、日比谷線の上野〜銀座駅間では降車のみ可能。下りは日比谷線内では乗車のみ、東武スカイツリーライン内では降車のみできる。

座席指定料金は580円または680円で、区間によって異なる。座席指定券を事前に購入せずに乗車した場合は、200円が加算される。なお、上り列車の霞ケ関〜恵比寿駅間はフリー乗降区間で、運賃のみで利用できる。座席指定券の販売箇所は、各駅の自動券売機など。東武鉄道のチケットレスサービスも利用できる。

運行本数は毎日上り2本、下り5本。平日は、上り列車が久喜午前6時12分発、同8時13分発の2本、下り列車が霞ケ関午後6時から10時までの毎時2分発の5本。土休日は、上り列車が久喜午前8時13分発、同9時23分発の2本、下り列車が霞ケ関午後4時から8時までの毎時2分発の5本。