エア・イタリー、運航を停止 清算を決議

エア・イタリー

エア・イタリーは、株主総会で清算を決議し、運航を停止した。

2月25日までの全便は、他の航空会社によって予定通りに運航する。以降のフライトの予約客には全額を返金する。

エア・イタリーは、2005年に設立。2011年7月にメリディアーナ・フライに買収され、2018年3月に統合した。ミラノ/マルペンサを拠点に、エアバスA330型機やボーイング737型機で、中短距離路線を運航している。

業績悪化に、ボーイング737 MAX 8の運航停止によるリース料の支払いも追い打ちをかけた。持株会社のAQAホールディング傘下にあり、Alisardaが51%、カタール航空が49%の株式を保有している。