アメリカン航空とゴル航空、コードシェア実施

アメリカン航空(ボーイング787-8型機、ボーイング787-9型機)

アメリカン航空とゴル航空は、共同運航(コードシェア)を行う。

対象となるのは、アメリカと南米の20都市を結ぶ路線。ゴル航空が運航するアスンシオン、パラグアイ、ブラジル各地などへの路線と、アメリカン航空が運航するアメリカ国内線が対象で、両社のマイレージプログラム会員は、マイルの獲得や特典航空券への交換が可能となる見通し。

さらに、アメリカン航空はマイアミ〜リオデジャネイロ線を増便し、今冬スケジュールには1日2便体制で運航する。ボストンやヒューストン、オーランドなどとマイアミを結ぶ、アメリカ国内線を増便し、アメリカ各地から中南米やカリブ海諸国へのアクセスを強化する。

ゴル航空は、ブラジル初の格安航空会社(LCC)かつ最大の航空会社で、年間利用者数は3,300万人に及ぶ。サンパウロやリオデジャネイロを拠点に、ボーイング737型機でネットワークを広げている。

アメリカン航空は、南米で幅広いネットワークを展開するラタム航空との提携を終了する。ラタム航空にはデルタ航空が出資し、コードシェアを行うほか、ワンワールドを脱退する。